SMALL TALK

リ・ファンデの日誌です。

Lee&Small Mountains

Twitterなどでお知らせしていましたが、次のライブでLee&Small Mountainsとしての活動は終わりにします。

 

これからは個人名義でまた、加速してやっていきます。

 

Lee&Small Mountainsは2009年に大学の友達と結成したバンドで、今はぼくのソロプロジェクトになっているのですが、やはりそれはずっと"バンドの名前"でした。

 

その頃、まわりにバンド活動をしている知り合いも少なくて、活動は完全に勢いだけの自主で、右も左もわからない中、情熱だけで音楽を進めていました。後先のことも考えず、"Love can move mountain!"という自主企画イベントを作り、かっこいいなと思うバンドを呼んで炎をぶつけていました。

 

2014年にYumelo Waltzというミニアルバムを初めてスタジオレコーディングで作った時、ベストは尽くしたつもりでしたが、自分の歌、演奏が思い描いていた水準に全く届かなくて、実力のなさに落胆しました。

 

その頃、色々あってバンドも続けられなくなり、それでもソロプロジェクトとしてLee&Small Mountainsを存続させるという選択をしました。

 

なんとなく、時間が経てばまた、もとのメンバーと一緒にLee&Small Mountainsが出来るという感覚があったと思います。それで、ソロとして活動は続けつつ、戻ってこれるように名前は残そうという気持ちはありました。

 

そこで、"Love can move mountain!"の活動の中で、対バンとして出会ったミュージシャンのみんなに声をかけて、2015年に"Teleport City"を録音。そのデモをローズレコーズに送り、今に至ります。

 

その後、曽我部さんの監修でアルバムを作ったり、アルバムをきっかけに各地でライブをさせてもらったりする中で、自分自身、音楽に対しての距離感も、バンド時代からは大きく変わりました。

 

その変化と、Lee&Small Mountainsという名前がどうしても重ならなくなって、もうこの名前と一緒に進む時期は過ぎたんだな、という感情が、今年に入って、次のアルバムのためのセッションを重ねていくうちに自然と湧き出てきました。

 

なので、今のミュージシャンとの活動を続けないとか、バンド編成でのライブをやめるとかそういうことではなくて、これから自分自身、混じり気のない気持ちで音楽を届けるために決めた事です。

 

これからは改めて、個人名義でやっていきます。

 

バンドの時のメンバーは自分にとって、とても大切な人たちです。

なのでいつか、彼らと音楽ができるタイミングがきたら、その時はLee&Small Mountainsは復活すると思います。

 

その時が来るかどうかは、これからの自分たちの生き方次第だし、その時は最高の"ダンスナンバー”を演奏できる気もします。

 

とにかく、今までLee&Small Mountainsを愛してくれたみなさん、本当にありがとうございました。今回で自主企画、"Love can move mountain!"も最後です。3月15日のモナレコードのライブ、もしよかったら見届けにきてくださいね。

 

リーファンデ(Lee&Small Mountains)